2013年04月22日
カッコ悪い現実の話を少し。
Aloha~

いつも、前向きな話を...と思って綴っているこの「かたつむり日記」ですが、今日ゎ少しそんなポジティブな日常の裏にある影の部分をお話します。
少し前に通学の際にパニックを起こしたフシギちゃんとのやり取りのラインの画面の画像を載せたことがありましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?
(知らない方ゎこちらをご参照ください。)
実ゎ、その後も似たようなやり取りがずっと続いておりました。
学校にいるフシギちゃんから、毎日何度となく送られてくるSOSメッセージ。
気持ちを受け止めつつ、彼女がうまく気持ちを切り替えたり、落ち着くような言葉を選んで...探して...送って...その繰り返しの日々でした。
それでも彼女の落ちていく気持ちを止めることゎ難しく、眠れない彼女が夜中になると、泣きながら母に不安を訴えて、日を追うごとに表情が無くなり、気力も無くなり...と、
一人下り坂を下っていく彼女の小さくなる後ろ姿を虚しく眺めているような日々でした。
どうにかしなくちゃ...
もうワタシだけじゃムリだ...そんな気持ちで迎えた週末、疲れと不安でいっぱいになったフシギちゃんの感情の糸がプツンと切れました。
洗濯をたたんでいる母のすぐ目の前に座り、大きな目を真っ赤にしながらポロポロと涙をこぼし、母の目をじっと見て「学校に行けない、怖い...ねぇ、ママどうしたらいい?どうしたらいい?」と訴え続けました。
「どうしたいの?」と返した母に、「もう自分でもどうしていいのか分からない」と答えたフシギちゃん。
すでにフシギちゃん同様、母も限界点を超えていたのか、生きる気力を失いつつある彼女に対して「こんなに生きてるのが苦しいんだったらもう...」とぼんやりとした頭の中で考えてました。
自傷の傷跡が残る彼女の腕を眺めながら、彼女が消えて無くなりたいと願うなら、それでもいいや...と思ってしまうほどワタシも余力がなかったんですね(T_T)
それでも翌日になり、冷静な自分が、ここゎ人の力以外の力が必要だと、冷静さを欠いたワタシの意識を蹴飛ばしました。
フシギちゃん自身も苦しさから「病院に連れて行って欲しい」と母に訴えました。
今のフシギちゃんの状態でゎ、「生きてるだけで精一杯」で何かを学ぶとか、日々の積み重ねが出来る状態でゎない...
自分の意思とは関係なく涙が出てきて、何もする気が起きない、だるくて動けない...それが彼女の現実です。
来週、かかりつけの小児科で紹介状をもらって、以前勧められたメンタルクリニックへ行こうかと思っています。
一昨日、自分の今の気持ちや不安を吐き出したことで、今日ゎ少し調子がいいですが、楽観ゎできません。
きっと今いる場所から伸びているはずの道を探すこと...それが今ワタシが出来ることなのだと、そう思います。
「ゴールに向かう方法ゎ一つじゃない」
ワタシがいつも娘たちに言っていることです。
終わりの見えない辛さや苦しさ、我慢ばかりの毎日でゎあまりにも悲しい...
彼女に「生きたい」と、「生きるって楽しい」と思う瞬間が少しでも多く訪れて欲しい。
きっと「行き詰まる」ことゎないんだと思います。方法ゎいくらでもあるはずだから...
(冷静になれば何でもないことなんですけどね)
必死になりすぎると周りが見えなくなりますね(^_^;)
相変わらず「大人の対応」が出来ないカッコ悪すぎる母ですが、必死になりすぎるワタシの目を塞いで周りを見えなくさせているのゎ「娘たちへの愛」だと信じて疑わない超前向き人間なワタシです(・∀・)

そんな母のポジティブな愛が通じたのか、今日ゎ久しぶりにフシギちゃんがチャリンコで学校へ行くそうで。
ちょっぴり顔がにやけてしまった母なのでした( ̄ー ̄)~

タグ :発達障害、思春期、五月病
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Posted by makko at 15:14│Comments(0)
│フシギちゃん