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2019年05月27日

コブタ先生

こんにちわっほい。


一大事です。

コブタちゃんが先生になりました!


コブタちゃんとフシギちゃんがダンスを習っているダンススクールCOREさんのナオミ先生にお話を頂いて、キッズクラスさんのレッスンで、コブタちゃんが30分ほどK-POPのダンスを教えることになったのですface08

先生に初めてお話をいただいたときに、コブタちゃんがボソッと「やってみたい」と言ったので、どこまでできるかは未知数でしたが、トライしてみるのもいいもねicon21と話をして、お引き受けさせていただきました。




・・・しかし。

ここからが心配のプロのプロらしさが出てくるのです。

コブタちゃんは、知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害の診断を受けています。

彼女にはたくさんの特性があり、物事の考え方や受け取り方、感じ方に独特のものがあるのですが、中でも心配性は彼女の個性の中でも最強の個性です。

お話をいただいた日からずっと、曲決めやどうやって教えたらいいのか、何を話せばいいのか(人前で話をするのが大の苦手!)、自分の小さな声でみんなに聞こえるのか、自分が教えてみんなが踊れるのか、etc...

そして、最近はお年頃のせいもあり自己肯定感が非常に下がっていることもあり、「踊っている自分がキモイ」とソロのダンスも踊らなくなっていたので、母もコブタちゃんに「無理しなくていいよ~」と言っていたのですが、

悩みつつも曲を決め、どうやって教えたらいいかをフシギちゃんを練習台にシュミレーションし、笑

はじめての挑戦で緊張しすぎて悪化した過敏性腸症候群の腹痛も乗り越えて、(レッスン直前までトイレに入っていた、笑)


コブタちゃん先生、デビューいたしましたicon45





がんばっていつもよりも大きな声を出し、ナオミ先生にカウントをとってもらったりしてサポートをしてもらいつつ、無事に30分間やりきりました。

と言っても。

これで終わりではなくて、今教えている曲を教え終わるまで、コブタちゃん先生の挑戦は続きます。

来週も再来週もその次の週も...




昨日、初めてのレッスンが終わった後、少し外へ出て休憩しながら大量の汗をタオルでぬぐいつつ、キッズさんたちの質問に答えるコブタちゃん先生は、とてもカッコよく見えましたよ。

しかし。

緊張の日々から開放され、安心して、「楽しかった♪」といいつつも、早くも次回のレッスンの心配が始まりました。

さすが、心配のプロ!笑



フシギちゃんは、お家でコブタちゃん先生のレッスンのシュミレーションを積極的にお手伝い。

母は、もちろんいつも通りコブタちゃんのメンタルをがっちりと支えicon127icon21

そして、むっくんはコブタちゃんを癒します。

パパは。

パパは。。

えーっと・・・。

遠くからそっと見守ってくれるはず。笑


コブタちゃんの挑戦を家族みんなで(プレッシャーにならない程度に)応援していこうと思います。




Enjoy now.

  


Posted by makko at 17:00Comments(0)コブタちゃんダンス

2019年05月24日

自己責任と備忘録

こんにちわっほい。


昨日、この2年間でウエストラインあたりまで伸びた髪の毛を出来心でフシギちゃんにカットしてもらったら、大失敗した母です。

仕上がりは、「がたがたボブ」。。。

絶対に流行らない系のボブだと思います。笑

どうにかセルフカットで見た目を整えましたが、整いませんでしたicon133

なんとか結べる長さなので、あと2,3か月間、帽子をかぶって過ごそうかと思っております。

フシギちゃんは、「ママの髪の毛を大変な状態にしてしまった」と申し訳なさそうにしておりますが、母が頼んだ結果ですので、これも自己責任。

久しぶりの短い髪をどうにか必死にアレンジして楽しもうかと思ってます。




さて。

2か月半ぶりのブログです。笑

そして、意外と元気に過ごしています。




もうこのままブログやめちゃおうかなーとかも思いましたが、笑

今日は、とりあえずこの数か月の娘たちの様子をUPすることにしました。

実は、娘たちの成長記録として、大きな役目も果たしてくれている本ブログなのです。










記録その①コブタちゃん

2年生に進級しました。

クラス替えもありましたが、親友と同じクラスになり、担任の先生も昨年の担任の先生が持ち上がりだったこともあり、かなりホッとしたようです。

1年生の時は、心の不調で欠席することが多かった学校ですが、今年は自分で「1学期は休まない」という目標を立てたらしく、

保健室での休息時間もとりながら、体調不良の日以外はお休みせずに登校しています。

昼休みにみんなでバスケをするのが、楽しみで学校へ行きたいようです。

帰宅後は、大好きなバスケの練習と英語のお勉強(母おすすめのアプリで)が毎日の日課となっています。

好きなことに意欲的にグイグイと取り組んでおります。笑



記録その②フシギちゃん

2年間お勤めさせていただいたお仕事を辞めました。

やはり、彼女の特性上「一般就労」は、とてもハードルが高かった。

母も、この2年間どうにか彼女が仕事を続けられるように全力でサポートしていく中で、色々と考えるところがあり、価値観が大きく変化したこともありました。

フシギちゃんは、状態が良ければ色々なことが出来ます。

彼女には、知的障害はないので計算や会話などで困ることはありません。

でも、彼女は生まれつきの発達障害(広汎性発達障害・注意欠陥多動性)の特性で、認知の偏りや、コミュニケーションの特異性、感覚過敏、フラッシュバック・パニックを起こすなどがあります。

福祉事業所以外の一般企業で彼女が仕事をするということは、とても難しいことでした。

でも、いつの間にか福祉事業所での就労移行を経てお仕事をすることがフシギちゃんにとってしあわせなことなんだ、と彼女も母も思い込んでいたのかもしれません。

もちろん、フシギちゃんは将来への大きな不安もありました。

いつか自分のお給料で生活しないといけない、と。それが自分にできるのか、と。

なので、フシギちゃんはがんばりました。

いままでにないくらい、一生懸命頑張りました。

福祉事業所で働いていた時の10倍くらいのお給料をもらったこともありました。

フシギちゃんもとても喜んでいました。

でも、お仕事をがんばるればかんばるほどフシギちゃんは、壊れていきました。

母も疲れていきました。

そして...

心身のバランスをとることも難しくなり、パニックを頻発し、お仕事を辞めました。

フシギちゃんの障害や特性を理解して受け入れて下さったこっこ家さんには、ありがたいきもちと申し訳ない気持ちでいっぱいですが、またいつか状態が回復したときには、月に数回アルバイトをさせていただけるお話もいただいており、更に感謝感謝。

昨年の10月から専門外来へ定期的に通院し、服薬し、色々とドクターに相談したり、フシギちゃんの環境的には、今はとてもいい状態なので、しばらくはニュートラルで自分活動に専念することにしました。

お仕事を辞めて、心の余裕ができた今は、アプリや本で韓国語のお勉強をしたり、洗濯や食器洗いのお手伝いをしたり、部屋の不要なものを捨てたり売ったり、今までしなかったことを少しずつし始めました。

福祉事業所の利用なども、しばらく時間がたってから考えることにしました。

今しばらくは、すねかじり虫に専念するらしいので、母もすねを鍛えておこうと思います。笑










元々、ブログを始めたのが13年前で(他サイトで)、その時には個性の強い娘たちとのおもしろい日々を残したくて始めたのですが、7年前にしーまにお引越ししてきたのは、島の人たちに一人でも多く発達障害のことを知って、理解して欲しいと思っての事でした。

それから月日が流れ、娘たちも成長し、母も成長し、家族が増え(むっくん)、趣味が増え(フラ、ダンス、アクセサリー作り)このブログもごちゃごちゃして、本来の目的からは大きく外れてきましたが、笑

娘たちとの日々もまだまだながーく続いていきそうなので、もうしばらく育児記録も続くかもしれませんね。

また少し時間の余裕が出来てきたら、作家活動・ブログも本格的に再開しますので、その時はまたよろしくお願いいたします。


おまけ↓


がたがたボブになる前の貴重なロングヘア。笑