2022年10月12日
青天の霹靂(多忙を極める10月編 第2話)
こんばんわっほい。。
一昨日買ったローソンの生ガトーショコラをやっと食べることができた母です。
夕方、掃除の合間にドメストの匂いが充満する部屋でおいしくいただきました。笑
今朝は4時過ぎから起きてるので、たくさん動いてたくさん食べました!
さて、今日のタイトルを見て胸騒ぎを覚えた方…
直感が冴えてますね。正解です○
娘たちの特性上、常に色々な事態を想定して、なるべく頭が真っ白になるような出来事がおきないように気をつけておりますが、いくら気をつけていても、起きる時は起きるのです。
想定外の出来事が。
晴天の霹靂、寝耳に水、藪から棒をまとめたくらいの衝撃波。
起きました。
一体何から、どこから話せばいいのか…
とりあえずは、時系列は無視して、衝撃の瞬間の話から。
実は、今回の引越しミッション、1泊2日だけコブタちゃんも同行してました。
12月に福岡、京都、神戸へライブ参戦と旅行に行く予定があるので、その前に、少し都会の鹿児島でICカードを使ってバスや電車に乗る練習をしたり、人の多い街中を歩いたり買い物する練習などをしてみようと母と一緒に9日の船に乗り、11日(きのう)の船に一人で乗って帰る日程でした。
しかし、よりによってその日程の最終行程、港行きのシャトルバスに乗るためバス停に向かっている途中で、晴天の霹靂は訪れたのです。
母の携帯にフシギちゃんが入院している病院から着信がありました。
電話に出ると、主治医の先生でした。
先生: 「今、診察中でフシギさんと話をしているのですが、前回入院した時と状況が違って、感染症対策で病棟から出られなかったり、面会ができないという、制限が多い状況で、入院を継続できないので、お母さまが帰る13日に退院して一緒に奄美に帰ると言っているのですが、お母さまとしてはどうですか?」
え…
母: 「今月は、先週の1泊2日と今回の3泊4日しか時間がとれなくて、どうにかギリギリ引越作業と住所移転を終わらせるために来てるので、また、今後近いうちに鹿児島にくるのは難しい状況です。もし、またすぐに退院するから迎えにきてと言われても、来られません。もし、どうしても退院するというのであれば、もう13日の午前中しか予定が開けられないので、もうその日にどうにか時間を作って迎えに行きます。なので、13日午前の退院にしていただいて大丈夫です」
バス停へと急足で向かいながら、真っ白になって固まってる頭をどうにかフル回転させて、やっとどうにか返事をしました。
先生: 「急なお話なので、また調整をしてから再度ご連絡させていただきます。フシギさん本人とは、携帯使用時間に直接連絡をしてください。」
通話終了。
隣を歩いていたコブタちゃんは、大きなため息とともに母と目を合わせ、全てを察している様子。
それもそのはず、実は前日、母がフシギちゃんに転出届の委任状を書いてもらうために母の妹のA子と面会に行った際、病棟入口の扉のガラス越しの対面で母を見るなり泣き出し、母が看護師さんとやりとりしている間に姿が見えなくなったと思ったら、自室で大泣きしながらテーブルをひっくり返したり手当たり次第に物を投げながら、退院させろ!ママと帰る!と大暴れ。(していたらしい、母は直接会えないので見てない)
しばらく待っていても落ち着かず、母が落ち着かせるために書いて看護師さんに託した手紙もはたき落とし(たらしい)、病棟入口でいつまでも待つわけにもいかず、フシギちゃんが先生の診察を受けるまでの間、ビックリして心配が止まらない妹のA子と病院から出て、近くのカフェに行って大盛りのコーヒーを飲んで休憩してきました。
母の妹は普段見ないフシギちゃんの姿を見てショック状態でしたが、母は「起きてしまったことは仕方ない、あれこれ心配せず、いつでも全力が尽くせるように準備しておく」といういつものスタイルで、のんびりコーヒーを飲んで充電しました。
結局、先生の診察を受けるまでに少し時間があったことで、自分で落ち着いたようで、看護師さんからも本人からも連絡がきましたが、結局、再度母が病院に行くとまた刺激があるので、そのまま会わずに戻りました。
それが前日談。
からの、
昨日の晴天の霹靂…と繋がったわけです。
それにしても、です。
彼女に関わる彼女以外の全ての人が
えー!
となったのは、言うまでもありません。
急に入院を決めてさっさと入院し、母に全て(準備、片付け、引越し、転居手続き、関係各所との連絡)を丸投げし、入院した途端に今度はギリギリのスケジュールで動く母に退院を要求し、奄美に帰るという…
周囲のザワザワなど全く耳に入らない彼女。
退院して奄美に帰れることがうれしくて、すっかりご機嫌で、1日3回ある携帯使用時間に母にじゃんじゃんLINEを送ってくるのでした。
気分は一足先に奄美です。
そんな彼女と真逆な一日を過ごした母。
朝4時起きで片付けをし、市役所の業務開始時間の始まりに合わせて手続きをしに行き、手続き後は、掃除用具や洗剤を買ってきてすぐさま帰宅。
そして、ひたすら掃除と荷造り。
明日の燃やせるゴミ、明後日のプラスティックゴミにゴミを仕分けて、今から箱の中身をチェックしてガムテープで閉じます。
明日も早起きしてゴミ捨てをし、9時までには病院に着かなくてはいけません。
そして、退院手続きが終わったら、午後からの荷物の積込のために12時までにはフシギちゃんのグループホームに戻ってこなければなりません。
とりあえず、全て滞りなく進んでほしい。
晴天の霹靂が我が身に降りかかろうと、寝耳に水の出来事が起きようとも、どーか明日が無事に終わってほしい。
明日の夕方には、フェリーでゆっくり夕食を食べていたい。
贅沢は言わないので、ホッと一息つきたいです。笑
母の今の余裕の無さは、スマホの写真フォルダに分かりやすく表れてました。
この三日間で母が撮った唯一の写真↓

家族ラインに送った一昨日の夕食の写真。
これだけ。笑
ブログのネタはいくらでもあるのに、写真がない
とりあえず、明日に備えて寝ます。
次のブログでミッションクリアのご報告が出来るのか???
お楽しみに☆
一昨日買ったローソンの生ガトーショコラをやっと食べることができた母です。
夕方、掃除の合間にドメストの匂いが充満する部屋でおいしくいただきました。笑
今朝は4時過ぎから起きてるので、たくさん動いてたくさん食べました!
さて、今日のタイトルを見て胸騒ぎを覚えた方…
直感が冴えてますね。正解です○
娘たちの特性上、常に色々な事態を想定して、なるべく頭が真っ白になるような出来事がおきないように気をつけておりますが、いくら気をつけていても、起きる時は起きるのです。
想定外の出来事が。
晴天の霹靂、寝耳に水、藪から棒をまとめたくらいの衝撃波。
起きました。
一体何から、どこから話せばいいのか…
とりあえずは、時系列は無視して、衝撃の瞬間の話から。
実は、今回の引越しミッション、1泊2日だけコブタちゃんも同行してました。
12月に福岡、京都、神戸へライブ参戦と旅行に行く予定があるので、その前に、少し都会の鹿児島でICカードを使ってバスや電車に乗る練習をしたり、人の多い街中を歩いたり買い物する練習などをしてみようと母と一緒に9日の船に乗り、11日(きのう)の船に一人で乗って帰る日程でした。
しかし、よりによってその日程の最終行程、港行きのシャトルバスに乗るためバス停に向かっている途中で、晴天の霹靂は訪れたのです。
母の携帯にフシギちゃんが入院している病院から着信がありました。
電話に出ると、主治医の先生でした。
先生: 「今、診察中でフシギさんと話をしているのですが、前回入院した時と状況が違って、感染症対策で病棟から出られなかったり、面会ができないという、制限が多い状況で、入院を継続できないので、お母さまが帰る13日に退院して一緒に奄美に帰ると言っているのですが、お母さまとしてはどうですか?」
え…
母: 「今月は、先週の1泊2日と今回の3泊4日しか時間がとれなくて、どうにかギリギリ引越作業と住所移転を終わらせるために来てるので、また、今後近いうちに鹿児島にくるのは難しい状況です。もし、またすぐに退院するから迎えにきてと言われても、来られません。もし、どうしても退院するというのであれば、もう13日の午前中しか予定が開けられないので、もうその日にどうにか時間を作って迎えに行きます。なので、13日午前の退院にしていただいて大丈夫です」
バス停へと急足で向かいながら、真っ白になって固まってる頭をどうにかフル回転させて、やっとどうにか返事をしました。
先生: 「急なお話なので、また調整をしてから再度ご連絡させていただきます。フシギさん本人とは、携帯使用時間に直接連絡をしてください。」
通話終了。
隣を歩いていたコブタちゃんは、大きなため息とともに母と目を合わせ、全てを察している様子。
それもそのはず、実は前日、母がフシギちゃんに転出届の委任状を書いてもらうために母の妹のA子と面会に行った際、病棟入口の扉のガラス越しの対面で母を見るなり泣き出し、母が看護師さんとやりとりしている間に姿が見えなくなったと思ったら、自室で大泣きしながらテーブルをひっくり返したり手当たり次第に物を投げながら、退院させろ!ママと帰る!と大暴れ。(していたらしい、母は直接会えないので見てない)
しばらく待っていても落ち着かず、母が落ち着かせるために書いて看護師さんに託した手紙もはたき落とし(たらしい)、病棟入口でいつまでも待つわけにもいかず、フシギちゃんが先生の診察を受けるまでの間、ビックリして心配が止まらない妹のA子と病院から出て、近くのカフェに行って大盛りのコーヒーを飲んで休憩してきました。
母の妹は普段見ないフシギちゃんの姿を見てショック状態でしたが、母は「起きてしまったことは仕方ない、あれこれ心配せず、いつでも全力が尽くせるように準備しておく」といういつものスタイルで、のんびりコーヒーを飲んで充電しました。
結局、先生の診察を受けるまでに少し時間があったことで、自分で落ち着いたようで、看護師さんからも本人からも連絡がきましたが、結局、再度母が病院に行くとまた刺激があるので、そのまま会わずに戻りました。
それが前日談。
からの、
昨日の晴天の霹靂…と繋がったわけです。
それにしても、です。
彼女に関わる彼女以外の全ての人が
えー!
となったのは、言うまでもありません。
急に入院を決めてさっさと入院し、母に全て(準備、片付け、引越し、転居手続き、関係各所との連絡)を丸投げし、入院した途端に今度はギリギリのスケジュールで動く母に退院を要求し、奄美に帰るという…
周囲のザワザワなど全く耳に入らない彼女。
退院して奄美に帰れることがうれしくて、すっかりご機嫌で、1日3回ある携帯使用時間に母にじゃんじゃんLINEを送ってくるのでした。
気分は一足先に奄美です。
そんな彼女と真逆な一日を過ごした母。
朝4時起きで片付けをし、市役所の業務開始時間の始まりに合わせて手続きをしに行き、手続き後は、掃除用具や洗剤を買ってきてすぐさま帰宅。
そして、ひたすら掃除と荷造り。
明日の燃やせるゴミ、明後日のプラスティックゴミにゴミを仕分けて、今から箱の中身をチェックしてガムテープで閉じます。
明日も早起きしてゴミ捨てをし、9時までには病院に着かなくてはいけません。
そして、退院手続きが終わったら、午後からの荷物の積込のために12時までにはフシギちゃんのグループホームに戻ってこなければなりません。
とりあえず、全て滞りなく進んでほしい。
晴天の霹靂が我が身に降りかかろうと、寝耳に水の出来事が起きようとも、どーか明日が無事に終わってほしい。
明日の夕方には、フェリーでゆっくり夕食を食べていたい。
贅沢は言わないので、ホッと一息つきたいです。笑
母の今の余裕の無さは、スマホの写真フォルダに分かりやすく表れてました。
この三日間で母が撮った唯一の写真↓

家族ラインに送った一昨日の夕食の写真。
これだけ。笑
ブログのネタはいくらでもあるのに、写真がない

とりあえず、明日に備えて寝ます。
次のブログでミッションクリアのご報告が出来るのか???
お楽しみに☆
2022年10月09日
フシギちゃんの入院(多忙を極める10月編)
こんばんわっほい。
日付変わって、今日は10月9日。
1泊3日の日程で行っていた鹿児島から3日前に帰ってきたばかりなのに、また今夜の船で鹿児島に行かなければならない母です。
まだ船酔いが残ってるのに
極端に船酔いするタイプの母。
アネロン(めっちゃよく効く酔い止め)の存在が本当にありがたい

先月の10日から28日まで長女フシギちゃんが鹿児島のグループホームから再び一時帰宅しておりました。
半年前の3月末に突然引越しを決め我が家を出て行った彼女 (詳細は過去ログをご覧ください→ https://teti2snail.amamin.jp/e813392.html )
今度は、グループホームに居たくない、奄美に帰ってきたいと言い出し、先月に続き再び実家へと一時帰宅していました。
そして、何だかんだと理由をつけてグループホームへ戻らず、グループホームのスタッフとも険悪な雰囲気になり、余計に戻りづらい雰囲気に。
そして、4月に鹿児島で生活を始めてから5カ月目、9月10日に無一文で我が家に一時帰宅するまでに、母に何の断りもなく家の口座から引き落としされるQRコード決済を使用して驚くほどの金額を浪費しておりました。
その額数十万円。
そんな大金を何に使ったのかというと、
過食嘔吐
大量に食べ物を買い込んで食べては吐き戻す、ということを繰り返していたのでした。
一人暮らしを始めたことで、今まで以上に悪化した過食嘔吐で、体はボロボロ、先日帰宅した際には体重が30キロ台まで落ちていました。
何度も入院を勧める母に、「入院したら携帯が使えない、ゲームができない」などと適当な理由で入院を避けようとしていた彼女でしたが、母も我慢の限界を超えていたので、さすがに現在の自分の異常な状態を理解するように強く言いました。
このひと月の過食嘔吐の金額は異常過ぎるほど異常な額で、それに対して危機感を感じない、命の危機を感じないのは、通常の判断が出来なくなっている証拠。
母が今の彼女の現状を客観的な視点から具体的に、その異常さが伝わるように話をしました。
そして、彼女はやっと納得し、自分で病院に連絡を入れ納得の上で入院することを決めました。
9月28日には、入院の日程調整済んで10月5日から入院することが決まり、その日の夜の船でしぶしぶ鹿児島へ戻りました。
グループホームは、1カ月以上の入院になると退去しないといけないという規則があり、今回の入院によりほぼ確定した退去に向けて自分なりに少しは荷物の整理をしようとはしていたようですが、片づけるという能力が生まれつき全く備わっていない彼女。
入院前日の4日の朝に母が入院の準備と付き添いのため彼女の自宅を訪れると、案の定、見事に足の踏み場もない状態でした。
床にマヨネーズが落ちているとは、どういうことなのだ?
潔癖症の母には、かなりつらい状況でしたが、翌5日の入院の付き添い後、夕方の船で帰ることになっていたので、泣き言を言っている暇などなく、早速、1日のスケジュールを決め、近所のスーパーやドラッグストアに段ボールをもらいに行ったり掃除用品を買いに行ったりして、インターネットで夕方に荷物の集荷に来てもらえるよう手配し、その時間までに段ボール10箱分の荷物を詰め終わることを目標に時間を確認しながら散らかっているモノ達と必死に格闘しました。

集荷時間の夕方5時ギリギリに、無事荷物の整理が終了し、時間通りに荷物の集荷にも来てもらえました。
10箱分の大量のモノが運び出され、足の踏み場もなかった部屋の中が少しスッキリ。
そして、やっと姿を現した床。
その床がまた...
再び気合を入れなおし、全身に鳥肌を立てつつ、手にナイロン袋をはめて掃除スタート。
ゴミを取り除き、床のホコリを取り除き、除菌シートで拭き掃除。
どうにか、人間が床に座って食事ができる程度の部屋になりました。
その後、入院のための荷物の取捨選択をして荷造りをし、深夜2時半に就寝。
翌日は、9時に病院着だったので、7時前には起床して準備を整え、大きな荷物を両手に担いで市電に乗り、どうにか9時に病院に着くことが出来ました。
ここまで、すべて予定がギリギリでうまく進んでくれて、とりあえず一呼吸。
診察では、彼女が話していなかった細かい話を先生に伝えて、入院期間や治療方針、内容、服用する薬のことなどを話し合って決め、入院の為の事務的な手続きなども済ませて、やっと少し肩の荷がおりました。
入院期間は、3ヶ月の予定。
以前(8年前)の入院の時は、色々と事情があり1ヶ月で退院しましたが(過去ログ→ https://teti2snail.amamin.jp/e437483.html )今回は治療の為というより、過食嘔吐の習慣を少し断ち切って、リスタートするための準備期間のようなものだと思います。
そう簡単に治るものでもないし、根気強く長い時間をかけて、本人の考え方や行動を変えていかなければなりません。
しかし今回の入院は、前回よりも少し厳しい掟が。
感染症予防のため、入院中(3ヶ月)は外出禁止。
急に予定外の外出禁止3ヶ月を言い渡されたフシギちゃんは、入院の時間を午後3時まで待ってもらうようお願いをして外出の許可をもらい、母と外食をし、入院中に手紙を書く為のレターセットや何回でも飽きずに読める本を買い込んで、3時ギリギリに渋々病院へと戻って行きました。
母は、一人で公共交通機関に乗れないフシギちゃんを病院前の市電の駅まで送り、またすぐに元来た道を逆戻りして中央駅まで戻りました。

振り返る間もなく急いで戻っていく母の後姿。(フシギちゃん撮影)
中央駅に到着し、帰りのフェリーの中で食べる夕食をコンビニで買って、港行きのシャトルバスを待つ間にやっとホッとしてこの日初めてのコーヒーを飲みながら、フシギちゃんのグループホームの担当者や相談支援員さんに電話連絡をして時間を有効活用。
各所への電話連絡が終わる頃、ちょうどやってきたシャトルバスに乗り込んで港へ向かいました。

1泊2日しかないギュウギュウに詰まった日程をどうにか上手くこなす事が最優先で、考える暇もなく動き続けていたので、バスのシートに座ってホッとした瞬間に、張り詰めていた色々なものが一気に押し寄せてきて、涙がワーッとあふれてきました。
入院したフシギちゃんに対して、悲しいとか寂しいとか、かわいそうとか、そんな理由で涙が出たわけではなく、今回の一連の流れの中で色々と心に刺さっていたものが、ホッと気を抜いた瞬間に痛みとしてやってきた...というのが一番近い表現なのかなと思います。
今はまだやらなくちゃいけない色々な事や疲れや船酔いで頭が回らないので、また後日色々と詳しく記録を残そうかと思っています。
さて。
また今夜の船で鹿児島へ行ってきます。
今回のミッションは、「引越」です。
今月中にグループホームから退去しなければならないので、残っている荷物を全て片付けて運び出し、役所で転居手続きを済ませ、
その合間にフシギちゃんに冬物の服や足りない物資を届けに行きます。
電気やガスの停止の連絡はすでに電話やネットで手続きを済ませてあるので、13日午後の荷物のコンテナ積み込みが早めに済んでくれることを祈るばかり。(荷物の積込の時間指定が出来ず、午後という大雑把な予定しか立てられなかった...もし夕方になったら予約してあるフェリーにも乗れず泊まる所も探さなければならないという危機感てんこ盛りのシチュエーション
)
予定通りに上手く事が進めば、13日の夕方の船に乗れるはず。
間に合わなければ...その時は、その時で全力でどうにかするのみ!笑
10月の後半は、仕事や用事、コブタちゃんのダンスやフラの文化祭練習や本番など、変更できない予定があるので、どうしても9日から14日までに全てを終わらせて来なければなりません。
どうかギリギリでもいいので13日の夕方の船に乗れますように
無事に帰ってこられたらまたお知らせしますね。

フシギちゃん入院30分前に撮った写真です。
3カ月後にはもう少し身も心も健康になって奄美に帰ってこられるかな。
とにかく今は、慣れない地での引越ミッションの成功が一番の気がかり。
きっとうまくいくと信じていますが。
とりあえず、
行ってきます
ミッション成功を祈っていてくださいね
日付変わって、今日は10月9日。
1泊3日の日程で行っていた鹿児島から3日前に帰ってきたばかりなのに、また今夜の船で鹿児島に行かなければならない母です。
まだ船酔いが残ってるのに

極端に船酔いするタイプの母。
アネロン(めっちゃよく効く酔い止め)の存在が本当にありがたい


先月の10日から28日まで長女フシギちゃんが鹿児島のグループホームから再び一時帰宅しておりました。
半年前の3月末に突然引越しを決め我が家を出て行った彼女 (詳細は過去ログをご覧ください→ https://teti2snail.amamin.jp/e813392.html )
今度は、グループホームに居たくない、奄美に帰ってきたいと言い出し、先月に続き再び実家へと一時帰宅していました。
そして、何だかんだと理由をつけてグループホームへ戻らず、グループホームのスタッフとも険悪な雰囲気になり、余計に戻りづらい雰囲気に。
そして、4月に鹿児島で生活を始めてから5カ月目、9月10日に無一文で我が家に一時帰宅するまでに、母に何の断りもなく家の口座から引き落としされるQRコード決済を使用して驚くほどの金額を浪費しておりました。
その額数十万円。
そんな大金を何に使ったのかというと、
過食嘔吐
大量に食べ物を買い込んで食べては吐き戻す、ということを繰り返していたのでした。
一人暮らしを始めたことで、今まで以上に悪化した過食嘔吐で、体はボロボロ、先日帰宅した際には体重が30キロ台まで落ちていました。
何度も入院を勧める母に、「入院したら携帯が使えない、ゲームができない」などと適当な理由で入院を避けようとしていた彼女でしたが、母も我慢の限界を超えていたので、さすがに現在の自分の異常な状態を理解するように強く言いました。
このひと月の過食嘔吐の金額は異常過ぎるほど異常な額で、それに対して危機感を感じない、命の危機を感じないのは、通常の判断が出来なくなっている証拠。
母が今の彼女の現状を客観的な視点から具体的に、その異常さが伝わるように話をしました。
そして、彼女はやっと納得し、自分で病院に連絡を入れ納得の上で入院することを決めました。
9月28日には、入院の日程調整済んで10月5日から入院することが決まり、その日の夜の船でしぶしぶ鹿児島へ戻りました。
グループホームは、1カ月以上の入院になると退去しないといけないという規則があり、今回の入院によりほぼ確定した退去に向けて自分なりに少しは荷物の整理をしようとはしていたようですが、片づけるという能力が生まれつき全く備わっていない彼女。
入院前日の4日の朝に母が入院の準備と付き添いのため彼女の自宅を訪れると、案の定、見事に足の踏み場もない状態でした。
床にマヨネーズが落ちているとは、どういうことなのだ?
潔癖症の母には、かなりつらい状況でしたが、翌5日の入院の付き添い後、夕方の船で帰ることになっていたので、泣き言を言っている暇などなく、早速、1日のスケジュールを決め、近所のスーパーやドラッグストアに段ボールをもらいに行ったり掃除用品を買いに行ったりして、インターネットで夕方に荷物の集荷に来てもらえるよう手配し、その時間までに段ボール10箱分の荷物を詰め終わることを目標に時間を確認しながら散らかっているモノ達と必死に格闘しました。

集荷時間の夕方5時ギリギリに、無事荷物の整理が終了し、時間通りに荷物の集荷にも来てもらえました。
10箱分の大量のモノが運び出され、足の踏み場もなかった部屋の中が少しスッキリ。
そして、やっと姿を現した床。
その床がまた...

再び気合を入れなおし、全身に鳥肌を立てつつ、手にナイロン袋をはめて掃除スタート。
ゴミを取り除き、床のホコリを取り除き、除菌シートで拭き掃除。
どうにか、人間が床に座って食事ができる程度の部屋になりました。
その後、入院のための荷物の取捨選択をして荷造りをし、深夜2時半に就寝。
翌日は、9時に病院着だったので、7時前には起床して準備を整え、大きな荷物を両手に担いで市電に乗り、どうにか9時に病院に着くことが出来ました。
ここまで、すべて予定がギリギリでうまく進んでくれて、とりあえず一呼吸。
診察では、彼女が話していなかった細かい話を先生に伝えて、入院期間や治療方針、内容、服用する薬のことなどを話し合って決め、入院の為の事務的な手続きなども済ませて、やっと少し肩の荷がおりました。
入院期間は、3ヶ月の予定。
以前(8年前)の入院の時は、色々と事情があり1ヶ月で退院しましたが(過去ログ→ https://teti2snail.amamin.jp/e437483.html )今回は治療の為というより、過食嘔吐の習慣を少し断ち切って、リスタートするための準備期間のようなものだと思います。
そう簡単に治るものでもないし、根気強く長い時間をかけて、本人の考え方や行動を変えていかなければなりません。
しかし今回の入院は、前回よりも少し厳しい掟が。
感染症予防のため、入院中(3ヶ月)は外出禁止。
急に予定外の外出禁止3ヶ月を言い渡されたフシギちゃんは、入院の時間を午後3時まで待ってもらうようお願いをして外出の許可をもらい、母と外食をし、入院中に手紙を書く為のレターセットや何回でも飽きずに読める本を買い込んで、3時ギリギリに渋々病院へと戻って行きました。
母は、一人で公共交通機関に乗れないフシギちゃんを病院前の市電の駅まで送り、またすぐに元来た道を逆戻りして中央駅まで戻りました。

振り返る間もなく急いで戻っていく母の後姿。(フシギちゃん撮影)
中央駅に到着し、帰りのフェリーの中で食べる夕食をコンビニで買って、港行きのシャトルバスを待つ間にやっとホッとしてこの日初めてのコーヒーを飲みながら、フシギちゃんのグループホームの担当者や相談支援員さんに電話連絡をして時間を有効活用。
各所への電話連絡が終わる頃、ちょうどやってきたシャトルバスに乗り込んで港へ向かいました。

1泊2日しかないギュウギュウに詰まった日程をどうにか上手くこなす事が最優先で、考える暇もなく動き続けていたので、バスのシートに座ってホッとした瞬間に、張り詰めていた色々なものが一気に押し寄せてきて、涙がワーッとあふれてきました。
入院したフシギちゃんに対して、悲しいとか寂しいとか、かわいそうとか、そんな理由で涙が出たわけではなく、今回の一連の流れの中で色々と心に刺さっていたものが、ホッと気を抜いた瞬間に痛みとしてやってきた...というのが一番近い表現なのかなと思います。
今はまだやらなくちゃいけない色々な事や疲れや船酔いで頭が回らないので、また後日色々と詳しく記録を残そうかと思っています。
さて。
また今夜の船で鹿児島へ行ってきます。
今回のミッションは、「引越」です。
今月中にグループホームから退去しなければならないので、残っている荷物を全て片付けて運び出し、役所で転居手続きを済ませ、
その合間にフシギちゃんに冬物の服や足りない物資を届けに行きます。
電気やガスの停止の連絡はすでに電話やネットで手続きを済ませてあるので、13日午後の荷物のコンテナ積み込みが早めに済んでくれることを祈るばかり。(荷物の積込の時間指定が出来ず、午後という大雑把な予定しか立てられなかった...もし夕方になったら予約してあるフェリーにも乗れず泊まる所も探さなければならないという危機感てんこ盛りのシチュエーション

予定通りに上手く事が進めば、13日の夕方の船に乗れるはず。
間に合わなければ...その時は、その時で全力でどうにかするのみ!笑
10月の後半は、仕事や用事、コブタちゃんのダンスやフラの文化祭練習や本番など、変更できない予定があるので、どうしても9日から14日までに全てを終わらせて来なければなりません。
どうかギリギリでもいいので13日の夕方の船に乗れますように

無事に帰ってこられたらまたお知らせしますね。

フシギちゃん入院30分前に撮った写真です。
3カ月後にはもう少し身も心も健康になって奄美に帰ってこられるかな。
とにかく今は、慣れない地での引越ミッションの成功が一番の気がかり。
きっとうまくいくと信じていますが。
とりあえず、
行ってきます

ミッション成功を祈っていてくださいね

2022年09月29日
コブタちゃん新聞に載る
こんばんわっほい。
本日2度目のブログ更新。
週に一度まとめて作り置きの常備菜を作るようにブログもまとめ書き
ちなみにもう一個UPしたいネタがあるのですが、それはまた折を見て。
先週の金・土曜日、コブタちゃんが所属している鹿児島バルダーズ(知的障害者の県選抜女子バスケットボールチーム)の奄美合宿がありました。
鹿児島から選手5名と監督、スタッフが1泊2日の日程でわざわざ奄美に来てくれて、奄美のメンバー4人と一緒に2日間、一緒に練習をしました。
普段は、なかなか一緒に練習する機会がなく、1年に数回、試合や練習で会うくらいなので、最初はみんな遠慮や恥ずかしさがあって、微妙な距離感がありましたが、2日目は朝から練習や練習試合を一緒にする中で、ちょっとずつ距離が縮まり、すっかり仲良くなっていました。
暑さや疲れもある中でしたが、とても貴重な経験をさせてもらいました。
2日間の合宿が終わり、ぐっすり朝寝坊をしようと決めていた日曜の朝8時過ぎに父からの電話で起こされ、
用事は何なのだ?急用か?体調不良か?と思い電話に出ると、
「コブタちゃんが新聞に載ってるが!」
という、弾んだ父の声。
体調が悪くてコブタちゃんの練習試合を見に来ることができず、残念がっていた父でしたが、がんばっているコブタちゃんの姿を新聞で見て、すっかりうれしくなったようでした。笑

9月18日の南海日日新聞さんの記事です。
2日間の合宿を終え、予定通りしっかりと朝寝坊をしたコブタちゃんは、全身筋肉痛でのそのそと起きてきて、母に新聞を見せられ、「ひどい顔で写ってなくてよかった」というクールなコメントを残しつつ、若干ニヤついておりました。
よかったね。

月曜日の奄美新聞さんには、プロの3×3の選手の方々との写真が載ってました。
コブタちゃんがバルダーズに入ってから、コロナの影響で試合や合同練習もほとんど中止になり、大好きだったバスケへの情熱も失いつつありましたが、今年は、少しずつ試合や練習も増えてきて、またコブタちゃんのやる気も復活してきました。

次にチーム全員で集まれるのは、11月にある大会。
それまで、合宿での練習や練習試合での反省を活かして少しでも上達してみんなに会えるようにがんばるようです。
コブタちゃんは、母が撮影した練習試合の動画を何度も見て、バスケノートに反省点や改善点をたくさん書いてました。
次の大会では、ぜひコブタちゃんに「みんなで勝つ」という経験ができますように
本日2度目のブログ更新。
週に一度まとめて作り置きの常備菜を作るようにブログもまとめ書き

ちなみにもう一個UPしたいネタがあるのですが、それはまた折を見て。
先週の金・土曜日、コブタちゃんが所属している鹿児島バルダーズ(知的障害者の県選抜女子バスケットボールチーム)の奄美合宿がありました。
鹿児島から選手5名と監督、スタッフが1泊2日の日程でわざわざ奄美に来てくれて、奄美のメンバー4人と一緒に2日間、一緒に練習をしました。
普段は、なかなか一緒に練習する機会がなく、1年に数回、試合や練習で会うくらいなので、最初はみんな遠慮や恥ずかしさがあって、微妙な距離感がありましたが、2日目は朝から練習や練習試合を一緒にする中で、ちょっとずつ距離が縮まり、すっかり仲良くなっていました。
暑さや疲れもある中でしたが、とても貴重な経験をさせてもらいました。
2日間の合宿が終わり、ぐっすり朝寝坊をしようと決めていた日曜の朝8時過ぎに父からの電話で起こされ、
用事は何なのだ?急用か?体調不良か?と思い電話に出ると、
「コブタちゃんが新聞に載ってるが!」
という、弾んだ父の声。
体調が悪くてコブタちゃんの練習試合を見に来ることができず、残念がっていた父でしたが、がんばっているコブタちゃんの姿を新聞で見て、すっかりうれしくなったようでした。笑

9月18日の南海日日新聞さんの記事です。
2日間の合宿を終え、予定通りしっかりと朝寝坊をしたコブタちゃんは、全身筋肉痛でのそのそと起きてきて、母に新聞を見せられ、「ひどい顔で写ってなくてよかった」というクールなコメントを残しつつ、若干ニヤついておりました。
よかったね。

月曜日の奄美新聞さんには、プロの3×3の選手の方々との写真が載ってました。
コブタちゃんがバルダーズに入ってから、コロナの影響で試合や合同練習もほとんど中止になり、大好きだったバスケへの情熱も失いつつありましたが、今年は、少しずつ試合や練習も増えてきて、またコブタちゃんのやる気も復活してきました。

次にチーム全員で集まれるのは、11月にある大会。
それまで、合宿での練習や練習試合での反省を活かして少しでも上達してみんなに会えるようにがんばるようです。
コブタちゃんは、母が撮影した練習試合の動画を何度も見て、バスケノートに反省点や改善点をたくさん書いてました。
次の大会では、ぜひコブタちゃんに「みんなで勝つ」という経験ができますように

2022年08月26日
Scrap Book 2022 Summer
こんにちわっほい。
今朝は雨風雷で早朝から起きている母です。
雷は何より苦手なものの一つなので、朝から心臓のバクバクが止まりませんでした
しかも近くに落雷があったようで、ビックリしすぎて息が止まりそうでした。
さて、今年は色々と忙しいことが重なり、遊ぶの大好き母もほとんど遊ぶことがないまま、あっという間に夏も終盤になろうとしています。
何とタナガとりにも一回も行ってないという
先週でやっと長く続いていた忙しさもひと段落。
夏が終わる前にどれだけ遊びに行けるかなー
今日のブログは、7・8月の娘たちの経過記録用です。
表現が直接的すぎる部分もありますので、予めご了承ください。
8月の2週目に長女フシギちゃんが鹿児島のグループホームから1週間ほど帰省していました。
よりによって母が忙しさMAXのタイミングで帰省した彼女。
あちこち遊びに行きたいと訴えておりましたが、結局ほぼお出かけはできず、実家の近所で星空やホタルを見に行ったり、コブタちゃんのダンス動画撮影のロケハンもかねて近くの海に行ったくらいで、お出かけらしいお出かけもできぬまま、再び鹿児島に帰りました。

久々の姉妹ショット。
ウォーキングの後のきれいな夕暮れを二人並んで撮影してました。

ご存じのように、長女フシギちゃんは、広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害がありますが、摂食障害も長く患っています。
定期的に過食嘔吐を繰り返し、現在も、鹿児島で通院しながら治療中ですが、栄養状態が悪くガリガリちゃんのため、経口栄養剤を処方してもらい、体がこれ以上衰弱しないようにしつつ回復を目指しているところです。
あんなにガンガン歩いていた(10キロでも平気で歩いてた)人が、1キロ歩くのもやっと...
食事の大切さ、健康の大切さを改めて感じました。

グループホームで暮らす彼女。
最近は、ほぼ自室に引きこもっており、帰省後は関係者とのかかわりでパニックを頻発して、落ち着いていたリストカットも再発。
自覚はないようですが、人と関わらない生活が続いていることで、客観性が薄れ、主観性が強くなっているように感じます。
相手がどう思っているのか考えることは難しいので、自分目線からの視点だけで見てしまい、
自分の言動を認めてくれないと...嫌い・関わりたくない、感情が爆発して自傷をしてしまう...
もともと他人の気持ちに鈍感で、他人のことを自分ごとのように感じることができない特性がある彼女ですが、福祉事業所へ通ったりお友だちと関わる中で、少しずつ相手の立場や気持ちを理解した言動ができるようになってきていました。
ですが、一人での生活が続く中で、再び主観性が優位になっているようです。
人とのかかわりの中でしか経験できないこともあるので、この先、そういった環境も必要だなぁと思っています。
さて、そんな姉と真逆な次女コブタちゃん。
周囲の空気を読みすぎるくらい読んで、あれこれ考えて病んでしまう人。
特技:心配、不安。
…
先月、20歳の誕生日を迎えた彼女ですが、その節目に大切な手続きがありました。
障害年金申請。
生まれつきの知的障害・発達障害がある彼女にとって、生きていくために必要な大切な手続きです。
定期通院している主治医に診断書を書いてもらう以外に必要なものは、「病歴・就労状況等申立書」というものを書くこと。
病歴・就労状況等申立書というのは、発病から申請時までの受診状況、日常生活や就労状況、障害の状態等の必要な情報を記入するものです。
コブタちゃんは、生まれつきの障害なので出生時から20歳までをほぼ3年ごとに区切って、障害の状態や受診した医療機関、服薬の記録、等を書くことになります。
幸いなことにコブタちゃんが3歳のころからブログを書いていたので、頑張って思い出さなくても過去ログを見直すことで彼女の状態を時系列で把握することができました。(フシギちゃんの申請時も同様にブログを参考にしました)
激しすぎた人見知りや感覚過敏が強く雨風が強い日に保育園に行くときにはバスタオルで頭から足まですっぽり覆って抱っこで移動していたこと、プールに投げられて大パニックを起こしたこと、抜毛、チック、心因性の頭痛・腹痛、学校飛び出し事件、小学校から高校卒業までの不登校、ストレス性の蕁麻疹、過食、希死念慮、引きこもり...
ありとあらゆるエピソードを彼女の障害の状態や程度が分かるように詳しく簡潔にまとめて、という作業を仕事の合間や、仕事が終わってからコツコツまとめました。
そんな母を傍で見ているコブタちゃんは、「申し訳なさ」が募っていたようで、自分ができることはお手伝いするとすすんで細々と手を貸してくれました。
年金申請が無事終わった後も、あれこれと仕事が忙しい中コブタちゃんが次に通う事業所の相談や手続き、
コブタちゃんのダンス動画の撮影の衣装準備や付き添いなど、彼女が自力でできないことを母が手伝うことに、またもや「申し訳なさ」が蓄積していったようで、母の行動の先を読んで自分出来ることをお手伝いしてくれていたコブタちゃんでした。
母は何とも思わずに当たり前だと思ってしていることですが、自分が負担をかけていると思って気遣うコブタちゃんに、逆に申し訳ない気持ちになった母でした。
申し訳ないの無限ループ状態。笑
忙しく過ごしていると、休日は家でゴロゴロと過ごしてしまいがちだったので、コブタちゃんのダンス動画撮影で、お出かけしたのもちょっとしたドライブや気分転換になってよかったです。
スタイリングするのも楽しかったー

かわいいカフェでの撮影の合間。

コブタちゃんとよくお散歩に行く浜での撮影。

真昼の浜辺で暑い中でしたが、悔いなく踊れたようです。
3日に分けて撮影してもらいましたが、どんな動画になるのか楽しみです。
昨日は、久しぶりにパラコードでブレスレットを数本作りました。
時間の余裕があるとハンドメイドも楽しい

しばらく雨が続きそうな天気予報。
晴れていたら川遊びにでも...と思っていたのですが、そんな空模様ではなさそうですね。
今日は金曜日で市内の自宅に戻るので、久しぶりにアクセサリー作りでもしてみようかと思ってます。
少し涼しくなったころにでも、また1DAY SHOPとかできるといいなー
今朝は雨風雷で早朝から起きている母です。
雷は何より苦手なものの一つなので、朝から心臓のバクバクが止まりませんでした

しかも近くに落雷があったようで、ビックリしすぎて息が止まりそうでした。
さて、今年は色々と忙しいことが重なり、遊ぶの大好き母もほとんど遊ぶことがないまま、あっという間に夏も終盤になろうとしています。
何とタナガとりにも一回も行ってないという

先週でやっと長く続いていた忙しさもひと段落。
夏が終わる前にどれだけ遊びに行けるかなー
今日のブログは、7・8月の娘たちの経過記録用です。
表現が直接的すぎる部分もありますので、予めご了承ください。
8月の2週目に長女フシギちゃんが鹿児島のグループホームから1週間ほど帰省していました。
よりによって母が忙しさMAXのタイミングで帰省した彼女。
あちこち遊びに行きたいと訴えておりましたが、結局ほぼお出かけはできず、実家の近所で星空やホタルを見に行ったり、コブタちゃんのダンス動画撮影のロケハンもかねて近くの海に行ったくらいで、お出かけらしいお出かけもできぬまま、再び鹿児島に帰りました。

久々の姉妹ショット。
ウォーキングの後のきれいな夕暮れを二人並んで撮影してました。

ご存じのように、長女フシギちゃんは、広汎性発達障害・注意欠陥多動性障害がありますが、摂食障害も長く患っています。
定期的に過食嘔吐を繰り返し、現在も、鹿児島で通院しながら治療中ですが、栄養状態が悪くガリガリちゃんのため、経口栄養剤を処方してもらい、体がこれ以上衰弱しないようにしつつ回復を目指しているところです。
あんなにガンガン歩いていた(10キロでも平気で歩いてた)人が、1キロ歩くのもやっと...
食事の大切さ、健康の大切さを改めて感じました。

グループホームで暮らす彼女。
最近は、ほぼ自室に引きこもっており、帰省後は関係者とのかかわりでパニックを頻発して、落ち着いていたリストカットも再発。
自覚はないようですが、人と関わらない生活が続いていることで、客観性が薄れ、主観性が強くなっているように感じます。
相手がどう思っているのか考えることは難しいので、自分目線からの視点だけで見てしまい、
自分の言動を認めてくれないと...嫌い・関わりたくない、感情が爆発して自傷をしてしまう...
もともと他人の気持ちに鈍感で、他人のことを自分ごとのように感じることができない特性がある彼女ですが、福祉事業所へ通ったりお友だちと関わる中で、少しずつ相手の立場や気持ちを理解した言動ができるようになってきていました。
ですが、一人での生活が続く中で、再び主観性が優位になっているようです。
人とのかかわりの中でしか経験できないこともあるので、この先、そういった環境も必要だなぁと思っています。
さて、そんな姉と真逆な次女コブタちゃん。
周囲の空気を読みすぎるくらい読んで、あれこれ考えて病んでしまう人。
特技:心配、不安。
…
先月、20歳の誕生日を迎えた彼女ですが、その節目に大切な手続きがありました。
障害年金申請。
生まれつきの知的障害・発達障害がある彼女にとって、生きていくために必要な大切な手続きです。
定期通院している主治医に診断書を書いてもらう以外に必要なものは、「病歴・就労状況等申立書」というものを書くこと。
病歴・就労状況等申立書というのは、発病から申請時までの受診状況、日常生活や就労状況、障害の状態等の必要な情報を記入するものです。
コブタちゃんは、生まれつきの障害なので出生時から20歳までをほぼ3年ごとに区切って、障害の状態や受診した医療機関、服薬の記録、等を書くことになります。
幸いなことにコブタちゃんが3歳のころからブログを書いていたので、頑張って思い出さなくても過去ログを見直すことで彼女の状態を時系列で把握することができました。(フシギちゃんの申請時も同様にブログを参考にしました)
激しすぎた人見知りや感覚過敏が強く雨風が強い日に保育園に行くときにはバスタオルで頭から足まですっぽり覆って抱っこで移動していたこと、プールに投げられて大パニックを起こしたこと、抜毛、チック、心因性の頭痛・腹痛、学校飛び出し事件、小学校から高校卒業までの不登校、ストレス性の蕁麻疹、過食、希死念慮、引きこもり...
ありとあらゆるエピソードを彼女の障害の状態や程度が分かるように詳しく簡潔にまとめて、という作業を仕事の合間や、仕事が終わってからコツコツまとめました。
そんな母を傍で見ているコブタちゃんは、「申し訳なさ」が募っていたようで、自分ができることはお手伝いするとすすんで細々と手を貸してくれました。
年金申請が無事終わった後も、あれこれと仕事が忙しい中コブタちゃんが次に通う事業所の相談や手続き、
コブタちゃんのダンス動画の撮影の衣装準備や付き添いなど、彼女が自力でできないことを母が手伝うことに、またもや「申し訳なさ」が蓄積していったようで、母の行動の先を読んで自分出来ることをお手伝いしてくれていたコブタちゃんでした。
母は何とも思わずに当たり前だと思ってしていることですが、自分が負担をかけていると思って気遣うコブタちゃんに、逆に申し訳ない気持ちになった母でした。
申し訳ないの無限ループ状態。笑
忙しく過ごしていると、休日は家でゴロゴロと過ごしてしまいがちだったので、コブタちゃんのダンス動画撮影で、お出かけしたのもちょっとしたドライブや気分転換になってよかったです。
スタイリングするのも楽しかったー


かわいいカフェでの撮影の合間。

コブタちゃんとよくお散歩に行く浜での撮影。

真昼の浜辺で暑い中でしたが、悔いなく踊れたようです。
3日に分けて撮影してもらいましたが、どんな動画になるのか楽しみです。
昨日は、久しぶりにパラコードでブレスレットを数本作りました。
時間の余裕があるとハンドメイドも楽しい


しばらく雨が続きそうな天気予報。
晴れていたら川遊びにでも...と思っていたのですが、そんな空模様ではなさそうですね。
今日は金曜日で市内の自宅に戻るので、久しぶりにアクセサリー作りでもしてみようかと思ってます。
少し涼しくなったころにでも、また1DAY SHOPとかできるといいなー
2022年07月13日
10代最後の日
こんにちわっほい。
口の中を口内炎に占拠されている母です。
何を食べても痛い
先日、めでたく20歳の誕生日を迎えた次女コブタちゃん。
実は、誕生日の前日に母にサプライズをしてくれていました。
このブログをずっと見てくださっている方は、ご存じだと思いますが、
コブタちゃんは、中度知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害です。
そして、小学校4年生から養護学校を卒業するまで不登校でした。
感覚過敏が強く、一人で外へ外出することや、お買い物をすること、慣れていない人と話をするということがとても苦手です。
特に人の視線が怖いので、人が多い場所や学生の登下校の時間は、母と一緒でも外出するのを嫌がります。
そんなコブタちゃん。
先週は、母が大和村の実家にいる間もダンスの練習をしたいと言って一人で自宅に残りました。
結局、ダンスの練習はせず、韓ドラを見てのんびり過ごしていたようですが。笑
コブタちゃんの20歳の誕生日前日、母が実家から自宅へ戻る道中、自宅近所の川沿いを車で走っていると
見慣れたムラサキのリュックサックを背負ったコブタちゃんが暑い中一人で歩いていました
母ビックリ
とりあえず、汗びっしょりのコブタちゃんを助手席に乗せ自宅に戻りました。
「一人で出かけたの?」 と母が訊ねると
「10代最後の日に家でダラダラ過ごしてるのも嫌だったから」
という納得の答え。
そして、
「はい、プレゼント」
と言って、母に包みを差し出しました。

母が大好きなこん日和さんのコーヒーとクッキー。
数日前に会った時に、
「毎日、明日こそ外に出ようっち思うのに、出られん」と言っていた彼女。
「いや、絶対一人で外に出られんでしょ?」と母に冗談交じりに言われたのも、コブタちゃんの負けず嫌いに火をつけたのか?笑
コブタちゃんが出かけた時間帯は、ちょうど学生たちの下校時間と重なり、たくさんの学生さんたちとすれ違わなければならず彼女にとってはかなり過酷な状況でしたが、心折れずにがんばったようでした。
一人で買い物へ行くこともかなり苦手なので、本当にがんばりました!
すごいすごい。
母が背中を押さずとも、いつものルーティーンを外れ、外出しようと自分で決めて自分で行動したというところが、めちゃめちゃすごい!
毎日の子育ての中では、日々の積み重ねの中で起こる小さな変化に気付かないこともありますが、時にこうしてポーンと大きなジャンプを見せてくれることがあるので、その度にうれしいサプライズプレゼントをもらったような気分になります。
日常生活の中での言葉かけや関りは、その都度確実に届くわけではなく、同じように思えても毎日繰り返し伝え続けていくことで、ある日突然届くことがあったり、気づかないくらい緩やかに自然に身につくこともあります。
娘たちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは、母がはたらきかけて行動させるのではなく、彼女たちの気持ちが自然に動いて自分の意思で行動してくれること。
それができた時が一番うれしいのです。
コブタちゃんも力を出し切ってスッキリした顔をしてました。笑

母とコブタちゃんのバースデーケーキ。
こっこ家さんにお願いしてガトーショコラを作ってもらいました。
めっちゃおいしかったです!
コブタちゃん、おかわりして一人でケーキの半分食べました。笑
最近、ブラックコーヒーを飲めるようになったコブタちゃんは、ファミマのアイスコーヒーが大好きになりました。
食の好みも成長してます。笑

まほろば館のかき氷。
今年初のかき氷、二人で食べてきました。
コブタちゃんは、去年からのお気に入りのパッションフルーツのかき氷。
母はお腹の調子が本調子じゃなかったので、すももミルクのかき氷にしました。
次は、調子を整えてすももスペシャルを食べるぞ
口の中を口内炎に占拠されている母です。
何を食べても痛い

先日、めでたく20歳の誕生日を迎えた次女コブタちゃん。
実は、誕生日の前日に母にサプライズをしてくれていました。
このブログをずっと見てくださっている方は、ご存じだと思いますが、
コブタちゃんは、中度知的障害を伴う自閉症スペクトラム障害です。
そして、小学校4年生から養護学校を卒業するまで不登校でした。
感覚過敏が強く、一人で外へ外出することや、お買い物をすること、慣れていない人と話をするということがとても苦手です。
特に人の視線が怖いので、人が多い場所や学生の登下校の時間は、母と一緒でも外出するのを嫌がります。
そんなコブタちゃん。
先週は、母が大和村の実家にいる間もダンスの練習をしたいと言って一人で自宅に残りました。
結局、ダンスの練習はせず、韓ドラを見てのんびり過ごしていたようですが。笑
コブタちゃんの20歳の誕生日前日、母が実家から自宅へ戻る道中、自宅近所の川沿いを車で走っていると
見慣れたムラサキのリュックサックを背負ったコブタちゃんが暑い中一人で歩いていました

母ビックリ

とりあえず、汗びっしょりのコブタちゃんを助手席に乗せ自宅に戻りました。
「一人で出かけたの?」 と母が訊ねると
「10代最後の日に家でダラダラ過ごしてるのも嫌だったから」
という納得の答え。
そして、
「はい、プレゼント」
と言って、母に包みを差し出しました。

母が大好きなこん日和さんのコーヒーとクッキー。
数日前に会った時に、
「毎日、明日こそ外に出ようっち思うのに、出られん」と言っていた彼女。
「いや、絶対一人で外に出られんでしょ?」と母に冗談交じりに言われたのも、コブタちゃんの負けず嫌いに火をつけたのか?笑
コブタちゃんが出かけた時間帯は、ちょうど学生たちの下校時間と重なり、たくさんの学生さんたちとすれ違わなければならず彼女にとってはかなり過酷な状況でしたが、心折れずにがんばったようでした。
一人で買い物へ行くこともかなり苦手なので、本当にがんばりました!
すごいすごい。
母が背中を押さずとも、いつものルーティーンを外れ、外出しようと自分で決めて自分で行動したというところが、めちゃめちゃすごい!
毎日の子育ての中では、日々の積み重ねの中で起こる小さな変化に気付かないこともありますが、時にこうしてポーンと大きなジャンプを見せてくれることがあるので、その度にうれしいサプライズプレゼントをもらったような気分になります。
日常生活の中での言葉かけや関りは、その都度確実に届くわけではなく、同じように思えても毎日繰り返し伝え続けていくことで、ある日突然届くことがあったり、気づかないくらい緩やかに自然に身につくこともあります。
娘たちとのかかわりの中で、一番大切にしていることは、母がはたらきかけて行動させるのではなく、彼女たちの気持ちが自然に動いて自分の意思で行動してくれること。
それができた時が一番うれしいのです。
コブタちゃんも力を出し切ってスッキリした顔をしてました。笑

母とコブタちゃんのバースデーケーキ。
こっこ家さんにお願いしてガトーショコラを作ってもらいました。
めっちゃおいしかったです!
コブタちゃん、おかわりして一人でケーキの半分食べました。笑
最近、ブラックコーヒーを飲めるようになったコブタちゃんは、ファミマのアイスコーヒーが大好きになりました。
食の好みも成長してます。笑

まほろば館のかき氷。
今年初のかき氷、二人で食べてきました。
コブタちゃんは、去年からのお気に入りのパッションフルーツのかき氷。
母はお腹の調子が本調子じゃなかったので、すももミルクのかき氷にしました。
次は、調子を整えてすももスペシャルを食べるぞ
